2016年10月9日日曜日

インドのミレニアム世代コメディアン・Kenny Sebastian


アメリカに住み始めて、アメリカのお笑いと言われるスタンダップ・コメディをよく見るようになりました。

インド系アメリカ人のコメディアンで俳優のAziz Ansariにはまったことがきっかけで、同じくインド系カナディアンでかなりぶっ飛んだ人種差別ジョーク(もちろんコメディの一部として)で有名なRussel Petersのスタンダップ・コメディなんかを見るようになったのですが、

最近は、生粋のインド生まれインド仕込みのコメディアンにまで手を出し始めました。



Kenny Sebastian


Dating Rules Indian Guys Need to Follow - Stand Up Comedy by Kenny Sebastian


名前の響きから、「本当にインド人?」と思いがちですが、れっきとした強いインディアンアクセントの英語を話す、ミレニアム世代のインド人です。


この人の特徴は、1990年生まれというインドの経済発展の影響をもろに受けているミドルクラス出身の、「インドの都市によくいる普通の若者」であることを生かした、古いしきたりや宗教に縛られない新しいインドの若者のリアルな姿を面白おかしく話すということでしょうか。

上の動画は、インド好きなら誰もがまず一番に誰も気になる「インドの若者たちの色恋のステレオタイプ」!について語ったスタンダップ・コメディで、初めての人には一番とっつきやすくておすすめです。


リキシャーに彼女を乗せるときは気をつけろ

例えば、インドの安価な交通手段、人力タクシーのリキシャー。
夜中、彼女を家まで送り届ける時、Kennyはタクシーよりも安いリキシャーに彼女を乗せたいと思う。

でもリキシャーを捕まえようと思ってもなかなか納得のいくリキシャーに出会えない。

なぜなら、運転手たちの顔が皆、犯罪者かレイピストっぽいから。


そんな、「多分」インドの若者たちには「あるある」な話を、なかなか高い演技力で再現しながら、インド人たちを爆笑の渦に包ませるのがKenny流。

しかし、インド人の男の子は、まるで自分が映画スターになったかのような2枚目な男に見せるのが好きっぽいですね!

標準・インド人アクセント




最後に、私がこのKenny Sebastianを愛してやまない最大の理由。

それは、この人の話す「標準」で「倍速」で「強烈」なインディアン・アクセント。

そう、

間違いなく私はインディアン・アクセントフェチです。


ただし、ニューヨークで様々なインド人たちとつるんで、すっかりインディアン・アクセントに慣れ親しんだはずの私でさえ、この人の動画は、字幕なしでは理解できないのが難点・・・。

アメリカに住むインド人のアクセントは、まだお手柔らかな方だったということか!


とはいえ、この独特な話し方なしでは、インド人ジョークの面白さも半減するので、このアクセントは極めて重要なのです。

Indian accent is AWESOME!

ぜひ、Kenny Sebastianをチェックしてみてください。
一人でも多くの、インディアン・アクセント好きを増やしたい・・・!

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