2024年1月3日水曜日
インド旅行記 2日目ムンバイ
インド旅行記 1日目ムンバイ
インド一人旅再び
人生二度目となるインド一人旅は、再びムンバイから始まった。
インド最大の商業都市であり、金融と映画産業の中心地でもある。
映画『スラムドッグ・ミリオネア』で舞台となったこの大都市は、富と貧困、新と旧、西洋と伝統、あらゆる多様性が共存するカオスな都会で、インド好きの私にとっても個人的に思い入れの強い場所である。
5年半ぶりとなるインド旅の主な目的は、北西インドのラジャスターン州の古都、ジャイプールを訪れることだった。
ウェス・アンダーソン監督のインド舞台の映画『ダージリン急行』でも注目を浴びたジャイプールは、ピンク色やパステルカラーのフォトジェニックな城壁や家々が立ち並び、「ピンクシティ」とも呼ばれる。そこにどうしても行きたくてたまらなくなったのが2023年の4月。
北インドのラジャスターン州は、3〜5月の気温は40度超すのが日常なため、街歩きが困難な暑すぎるこの時期を避け、気温が10〜20度の過ごしやすい11〜12月の乾季になるのを待ち侘びていた。
そして、12月中旬。成田空港からムンバイへと旅立った。
ANAでムンバイへ
航空券はマイルで購入し、ANAを利用。
行きの乗客は、ほとんどがインド人。
インド人はベジタリアンが多いため、CAがベジタリアン用の機内食をオーダーした人に対して、一人ひとりに口頭でチェックした上で、配布が始まる。
順番が決まっているのかどうか不明だが、私が食べるようなノンベジタリアン用を全て配布した上で、ベジタリアン用が配布されたため、非常に時間がかかっていた。
ベジタリアン食が配布される頃には、ノンベジの人はほぼ食べ終わっているような時間帯で、ベジタリアンの人に少し気の毒に感じた。
そんなこんな言いながら、約11時間でムンバイに到着。
SIMカードが買えない
私は海外旅行では、基本的に事前にSIMカードを買っておく派なのだが、今回は、私のインドでの滞在期間と欲しいデータ容量に合うSIMカードが見つからなかったため、現地空港で買うことにしていた。
事前に入念にネットやRedditの情報で、ムンバイの空港にSIMを売るAirtel(インドの大手携帯キャリア)があることは確かめていたのと、前回のインド旅行でも空港でSIMを購入したため、今回も自信満々で夕方空港に到着。
入国審査を経て、出口を出てまっすぐ行った際にAirtel発見。
手書きの貼り紙に、"Indian nationals only" (インド人専用)とあったので「まさか」と思ったが、一応店員に尋ねてみる。
するとやはり、SIM購入にはインドの電話番号が必要、とのこと。
"City, city!"(街で買って!)
と追い払われた。
(いやいや、国際空港でSIMカードを必要とする人間は基本的に外国人だろうよ...)と心の中で悪態をついたが、気を取り直して、とりあえずホテルまで行くことにする。
高いタクシー代
ムンバイの陽気なドライバー
充電器がない
2018年10月6日土曜日
インドお金持ち女子の日常 ームンバイ編
ムンバイって何ぞや、の人にはさっぱりの話だろうが、ムンバイはインド最大の都市で、日本の横浜市と同じくらいの土地の広さに人口約1500万人という世界一人口密度の高い都市。
その中に、世界最大のスラム街もあればうん10億クラスの高層邸宅もごっそりと立ちそびえるという、史上最強に貧富の差が激しい大都市だ。
そんなムンバイの中でも、南の方のムンバイ(SOBO)と北の方のムンバイ (Suburb)でゆったりとした格差があり、南はインド門やターミナル駅など観光スポットや外資系のショップ等が広がる”シティ”、北はどちらかというと住宅街や大学のある”タウン”といった感じ。
大金持ちの住む邸宅はサウスムンバイの海岸沿いに多く、この辺りに住むお金持ちの娘さんは、スターバックスで勉強をしたり(ムンバイのスタバにはドアマンがいる)、お昼に1500円以上するランチをとったり、カーダシアン姉妹のようなパツパツのミニドレスのL.A.スタイルで夜遊びに行ったりと、アメリカなんかに住んでいる人たちとさほど変わらないようなライフスタイルで暮らしている。
このビデオの最初に出てくるのが、そのサウスムンバイのお金持ち女子。
街中で道を聞かれても、ちょっと考えたふりをしたあと「Uberを呼んだらいいじゃない!」という風で、歩いて目的地へ辿り着くという発想はなし。
対照的に、ノースムンバイの庶民的な女子は、相手がちょっと引くぐらいの情報量で親切に道を教えてくれる。話はくどいけど、情報は正確で話し方も論理的なのが私の友人のムンバイカーにも共通する部分で笑ってしまう。
お店でも、サウスムンバイ女子は、外資系らしきブティックに立ち寄り、流暢な英語で欲しいものは値札も見ずに端から端まで購入。5万ルピー(約7万7千円)以上のお会計にも動じず、クレジットカードを差し出す。
ノースムンバイ女子は、街中の庶民的な露天で、交渉してなんぼのムンバイカーの本領発揮を見せる。少しでも安く買った者が勝者であるという信念の元、値切りバトルを仕掛け、結局自分の言い値で商品をゲット。
これはもちろんコメディなので脚色はあるものの、私の見てきたお金持ちのインド女子のイメージはまさにこんな感じで、サウスムンバイ女子のようなインド女子たちは実はニューヨークにも多数存在している!
抜群のルックスと潤沢な資金を持って、アメリカの有名大学で留学生活を送っている頭脳明晰なインド女子たち。うらやましいを通り越して、こっちがファンになってしまうような存在である彼女たちに対する興味はつきない。引き続き調査中。
2018年10月3日水曜日
『ムンバイなう」で擬似インド体験
あの熱狂や親近感はどこへ行ったのか。
「日本で暮らすとはイコールインド人を見かけないこと」なのではないかというほど、インド人が話題に出ない環境で過ごしている日々は、常識の範囲外のことがなく、平坦である。
そんな訳で、何か自分の人生に、インド的な自分には思いもつかなかったアイデアをもたらそうと、インド関連本をamazonでぽちぽち購入する日々だ。
最近買ったのはこの本。
セブンイレブンのカラーリングってインドの国旗にちょっと似てるよな、とは思っていたが、まさかその雰囲気を活かしたまま居抜きでインド料理屋にした店舗があるとは思わなかった。 pic.twitter.com/Wz1Nqhpjcg— U-zhaan(ユザーン) (@u_zhaan) 2018年5月12日
こんな調子なので、ユザーンの本が面白くないわけなく、この『ムンバイなう』も、インドでしか絶対に体験できない珍事件、いやインドでは事件とも言えないくらいの珍日常が写真と数行の文章でまとめられていて、ユザーンの体験するインドは数倍面白いな〜と思わざるを得ないのだった。
面白い人の元には、面白いことが集まるよね。
尾道の銭湯で体を洗っていたら、浴槽に浸かっている外国の人が少したどたどしい日本語で「そうです、わたしはトーマスといいます。さいきん結婚したのですが、そしたらみなさんから "既婚者トーマス" とよばれるのです」と言っているのが耳に入って少し笑った。— U-zhaan(ユザーン) (@u_zhaan) 2018年4月14日
よし、私ももっと突き抜けた人間になろう!
2018年9月17日月曜日
ムンバイとアール・デコ建築
写真家Kuber氏のムンバイの写真は発明に近いと思います。
ムンバイには今も多くのアール・デコ建築が残っており
Kuber氏はそんなムンバイに残るアール・デコやシネマチックな建物の写真をInstagramに掲載するコンテント・クリエーターとして活動中。
アール・デコは、1920〜1930年のヨーロッパで流行した幾何学模様と直線的で無駄のないシンプルな形が特徴の装飾デザイン。
ムンバイ、とりわけサウスムンバイには、街のあらゆるところに突然19世紀イギリスのビクトリア様式建築が姿を見せ、"インド"らしい風景を期待していた観光客を驚かせるわけですが、このアール・デコ建築も、その一つです。
これはアール・デコ様式。
サウスムンバイの海岸沿いのどこかかと。
キャプションにAccidentally Wes Andersonって書いてあって笑える。
確かにウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな建物ですね。
東欧や西欧にもありそうな建物だけど、アール・デコ建築とヤシの木の組み合わせは
ムンバイしかありえないのでは。
また、Kuber氏は最近ベルリンの写真をアップし続けているので、ベルリンに移住してしまった可能性が浮上中。
ベルリンも、旧東ドイツ時代のレトロでアール・デコ調な建物やプロダクトがまだまだ健在なので、Kuber氏がベルリンで写真を撮るのは大いに納得。
ただ、こんなムンバイの写真ももっと見たい!
まさに楽園の様なムンバイ(コラバ)の写真です。こんなコラバを見たかった!
2018年9月16日日曜日
インドの治安問題をムンバイのほっこり風景とともに考える
そこの社員の多くは、東南アジアのどの支店に駐在してもいいが
インドだけは絶対に嫌だ、と訴えるらしい。
いい意味でも悪い意味でも衝撃的に大きいインドの魅力にやられすぎて。
2018年9月14日金曜日
愛しのムンバイ - Why I Hate Bombay
ショートムービー ”Why I Hate Bombay (僕がボンベイを嫌いな理由)"
2018年9月13日木曜日
狂わしのボンベイ - Maximum City Bombay
高層階のビル群とスラム街。
人とITと金融と乗り物と動物が入り乱れる圧巻の大都市風景。
Netflixシリーズ”Sacred Games" の世界観のまんま。
貧しくてお金持ちで猥雑で、やけに色っぽいのです。
そんなわけで大昔から芸術家がキューバやモロッコ等のエキゾティックで猥雑な都市に恋してきたように、ボンベイの魅力に魅せられた人々というのも一定数おり、
著者は、ボンベイ生まれで幼少時にニューヨークに家族とともに移住したインド人男性。
祖国インドを離れ20年以上経ったあと、再びボンベイに足を踏み入れ
その滞在中に綿密な取材と膨大な情報量を元に書ききったノンフィクションです。
ヒンドゥとムスリムのコミュニティ間の闘争やギャングの生き様、
スラム街の貧困と暴力、政治など、血なまぐさいテーマが多いですが
ムンバイの市井に生きる人々の生活や様子を知るには、最良の一冊です。
読んでるそばからパトスが飛び散る...
ムンバイに息づく生命力に影響されて、こっちも気持ちと体がギラついてくるんですよね。
ピュリッツァー賞の最終候補にもノミネートされた一冊ということです。
都市の物語やSacred Gamesが好きな人は、絶対に外せない一冊ですね。


















