2020年2月25日火曜日

世界を制するインド美女 - スーパーモデル・Neelam Kaur Gill (ニーラム・ギル)

私の最近気になるインド美女たちを紹介するコーナー。

まずは、イギリス生まれのトップモデルNeelam Kaur Gill (ニーラム・ギル)。





バーバリーやバルマンと仕事をするトップモデルであり、美しいブラウンの肌を持つサウスエイジアン・ビューティーのアイコン的存在だったりもする。


この有名なVOGUEのムービーで、昔友達と出かけたドラッグストアで自分だけ肌の色に合うファンデーションが見つからなかったことや、ブラウン・ビューティーのアイコン的存在がいなかったことでのイギリス社会からの疎外感も語っていて、この瞬間から全てのインド以外の国に生まれ育ったインドルーツの女の子たち通称Desi(デシ)たちの心を鷲掴みに。

ニーラムがムービーの中で言っていること。

「私がキャンペーンのモデルを飾ることで、それを見た子たちが、自分たちのカルチャーを代表する存在がメインストリームにいるって感じてくれるのは嬉しい」


非の打ちどころのないインド美女のルックスに加えて、やんちゃなストリートっぽさがあるところが素晴らしい。 

「インスタ有名人」が美女美女と取り上げられがちな昨今、「いやいや美女って本来こういう激しいワークアウトや整形をして生まれ変わったって絶対に敵わない、ギフテッドな美貌とスタイルを持ったこういう人のことだよね?」と気づかさせてくれる存在がニーラム・ギルです。

インドとかブラウンとかを超越して、全世界の天下をとってください。

2020年2月23日日曜日

白スニーカーとフィービー・ファイロ

フィービー・ファイロのセリーヌは、イブ・サンローランのスモーキングと同じくらいの価値があると思う。

マスキュリンなんて言葉が死後になるくらい、女性のワードローブに、テーラードジャケットが、ハイウエストのワイドパンツが、白のスニーカーが定番選手になった。

フィービーが2018年にセリーヌを去ってからもう2年も経つのに、私たちはまだ彼女の創った、自分の意思を持ったソフィスティケイトかつセクシーな女性像に憧れ続けている。


白スニーカーでのはずしなんて、女性だけでなく男性の中でも定番中の定番だけれど、元を辿ればフィービー・ファイロの私服から始まってるんじゃないか。


2011年AWのショーの最後に現れたフィービーは、タートルネックに髪の毛を入れ込み、メンズっぽい仕立てのいいパンツに白いスニーカーがとてつもなくシックだった。







まさに彼女のファッション哲学 ”Less is more" を表すスタイル。
装飾が少なければ、それだけその人の持っている素材が、パーソナリティがもろに出る。

この格好をしてここまでスタイリッシュな人間は、地球上に何人いますか。

同じ格好をして、同じ白スニーカーを履いても、その人らしさが必ず出る。
そういうことを教えてくれた人。
そして、白Tシャツと白スニーカーて意外と誰でもお洒落に見える。

近年、世界中のファッションセンスを一段押し上げたのはフィービー・ファイロです。

2020年私たちはまだまだフィービー・ファイロの世界で生きている。