ネイティブ・ムンバイカー(ムンバイ出身の人)でYouTuberのRickshawaliが、サウスムンバイとノースムンバイの女子の生態の違いを表すビデオをアップ。
ムンバイって何ぞや、の人にはさっぱりの話だろうが、ムンバイはインド最大の都市で、日本の横浜市と同じくらいの土地の広さに人口約1500万人という世界一人口密度の高い都市。
その中に、世界最大のスラム街もあればうん10億クラスの高層邸宅もごっそりと立ちそびえるという、史上最強に貧富の差が激しい大都市だ。
そんなムンバイの中でも、南の方のムンバイ(SOBO)と北の方のムンバイ (Suburb)でゆったりとした格差があり、南はインド門やターミナル駅など観光スポットや外資系のショップ等が広がる”シティ”、北はどちらかというと住宅街や大学のある”タウン”といった感じ。
大金持ちの住む邸宅はサウスムンバイの海岸沿いに多く、この辺りに住むお金持ちの娘さんは、スターバックスで勉強をしたり(ムンバイのスタバにはドアマンがいる)、お昼に1500円以上するランチをとったり、カーダシアン姉妹のようなパツパツのミニドレスのL.A.スタイルで夜遊びに行ったりと、アメリカなんかに住んでいる人たちとさほど変わらないようなライフスタイルで暮らしている。
このビデオの最初に出てくるのが、そのサウスムンバイのお金持ち女子。
街中で道を聞かれても、ちょっと考えたふりをしたあと「Uberを呼んだらいいじゃない!」という風で、歩いて目的地へ辿り着くという発想はなし。
対照的に、ノースムンバイの庶民的な女子は、相手がちょっと引くぐらいの情報量で親切に道を教えてくれる。話はくどいけど、情報は正確で話し方も論理的なのが私の友人のムンバイカーにも共通する部分で笑ってしまう。
お店でも、サウスムンバイ女子は、外資系らしきブティックに立ち寄り、流暢な英語で欲しいものは値札も見ずに端から端まで購入。5万ルピー(約7万7千円)以上のお会計にも動じず、クレジットカードを差し出す。
ノースムンバイ女子は、街中の庶民的な露天で、交渉してなんぼのムンバイカーの本領発揮を見せる。少しでも安く買った者が勝者であるという信念の元、値切りバトルを仕掛け、結局自分の言い値で商品をゲット。
これはもちろんコメディなので脚色はあるものの、私の見てきたお金持ちのインド女子のイメージはまさにこんな感じで、サウスムンバイ女子のようなインド女子たちは実はニューヨークにも多数存在している!
抜群のルックスと潤沢な資金を持って、アメリカの有名大学で留学生活を送っている頭脳明晰なインド女子たち。うらやましいを通り越して、こっちがファンになってしまうような存在である彼女たちに対する興味はつきない。引き続き調査中。
0 件のコメント:
コメントを投稿