仕事に疲れた水曜日。もう限界けれどまだ来ぬ週末…の気分を表すのに最適なのが、インドの”のら牛”の写真。
ムンバイのストリート牛
インドにいる動物は、大事にされているが決して過保護にはされてないところが好きだ。
「牛はヒンドゥ教徒にとって神聖なものでうんぬん」
とは、日本人がインド初旅行時に初めて覚えるインドの常識基本編ではあるが
実際に目にするインドの街中の”のら牛”たちは
無下にはされていないものの、大してかわいがられてもいない。
よく言って放任主義だ。
牛はヒンドゥ教の神様の乗り物だったりするから
乱暴はできないし、でもたまに道路を塞いで邪魔だったり、なんか色々邪魔になったり。
そうやって、上の写真みたいに
木に繋がれたりしている。
この人生を諦めきったような表情よ…
パンジャブ州のアムリットサルで、夕暮れ時に目の前から
牛が2頭のっそのっそと歩いてきた時はさすがにびびったもんだが
基本、インドの牛は大人しい。何もしない。何も期待してない。まるで生産性がない。
でもその生産性も意識も高くないところに
そのどちらもを日々求められ切磋琢磨を続ける我々は、神に選ばれた存在的な意味を見出すのではないか云々、なんか無駄にインドの牛に神聖な意味をこじつけてみたりする。相当疲れているな水曜日。
生まれ変わったらインドの牛になりたい。
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